大型自動二輪教習日誌(1)




           2004.02頃からオートバイの免許を取ろうと具体的に考えていましたが、
          条件が整ったので、いよいよ教習に通うことにしました。

           私は、普通二輪の免許も持っていない二輪初心者ですが、「いきなり大型」
          にチャレンジすることにしました。どうせ、あとで欲しくなるだろうし、仕事の都合
          上、わがままは最低限にしておきたかったのが、最大の理由です。

           「今取っておかないと」というあせりもあるのは間違いありません・・・。

           それにしても、教習が31時間(1段階;14時間 2段階;17時間)あり、かなりの
          長丁場になりそうです。

         





      ◇ 期間      ; 2004.09.19〜2004.10.16
      ◇ 自動車学校 ; 福岡県 O自動車学校

   乗車時間 コケ回数 備考
第一段階 14/14 2004.10.01見極め終了  
第二段階 17/17 2004.10.15見極め終了  
 卒検     2004.10.16合格!?   



      ◇2004.09.11   入校申し込み

           同じ会社の、KさんとUさんが申し込んだと聞いたのが背中を押してくれた。
           大型か普通か悩んでいたが、大型に挑戦することにする。
           理由は

              ・卒検を2回受けたくない。
              ・免許更新も同じく2回行きたくない。(休みが無い(^^ゞ)
              ・会社を定時で上がるのにも限度がある。一度免許ということでレッテル
               を貼られるなら、それきりにしておきたい。

           という事で、自宅から20km、会社から15km離れているが、大型自動二輪の
           教習を実施しているO自動車学校に申し込みに行った。ここは補習料金が無
           料なのが嬉しい。

           行ってみるとなんだか、昔と違いやたら愛想がいい。昔は福岡市で自動車の
           免許を取ったが、「免許をくれてやる」との態度だったので、そういうイメージが
           刷り込まれていた。

           書類記入と手付金支払い。写真をとり、30分くらいですべて終了した。

           結構ヒトが多いみたいで、19日からしか入校できないという。
           もともとそう思っていたので特に問題ない。

           さあ、申し込んでしまった。どうなることやら・・・。


      ◇2004.09.19   入校

           12:30より事務諸手続きと残りの代金を納入し、12:50より入校式が実施された。その
           後すぐに知能テストみたいな適正試験・・・。昔に比べるとかなりレスポンスが落ちている
           ような気がした。
                   
           13:50より二輪の入校者は二輪校舎に移動し、説明を受けることに・・・。

           本日の入校者は全部で10人、内3名が普通二輪、残り7人が大型。普通二輪を持ってい
           ないのは自分だけだった。
           年齢層も20代が多い。40代の方もいらっしゃるが、土日しか通えないとか・・・。結構皆無
           理して通ってるのね。

           予約の仕方や、キャンセル待ちの仕方等を習った。昔自動車学校に通ったときはなかった
           が、今ではコンピュータ化されているみたいで、IDカードを受け取った。これをコンピュータ
           に差込み、各種情報を得る。
           そこで火曜日に2時間取れていることが確認できた。そうこうするうちに時間となったため
           講義終了。

           次はいよいよ実車である・・・。


      ◇2004.09.19   1段階−1時間目   S教官   晴

           まずは、お約束の挨拶。教官は2人。
           膝と肘の保護具の付け方を習い、グループ分け。
           普通二輪を持っている大型コースの人たちはさっさと行ってしまい、早速オートバイに乗り
           込み始めた。

           二輪免許を持たないものは、自分含め2名(残り2名は普通車も持っていないので学科を
           受講)はS教官につくことになった。

           教習中に怪我だけはするな、具体的にはバイクを壊しても良いから絶対に怪我はしない
           でくれとのこと。了解。教習中の怪我は教習中に病院にいけば教習料金の中に入っている
           保険が効くが、教習後は自腹と何かで読んだことがあるが、とにかくこっちも痛い思いはな
           るべくしたく無いので、遠慮なくオートバイを犠牲にすることを誓う。

           そして、オートバイのところに連れて行かれ、いきなり押して歩くという。5分くらい押したとこ
           ろで色々な説明をしてくれた。理論的に説明してくれるので、好感が持てる教官だ。
           オートバイは思った以上に軽い。会社で取り扱うことがあるドラム缶のほうが重いし、
           扱いにくい。

           内容としては、
                     ・サイドスタンドの出し入れ
                     ・センタースタンドの使用方法
                     ・オートバイの引き起こし方
                     ・センタースタンドを使用したオートバイの点検方法
                     ・始動の仕方。エンジンの止め方
                     ・キルスイッチの使い方
                     ・ステップへの体重のかけ方
                     ・ギアチェンジの方法

           自分としては、オートバイの引き起こしが一番不安だったが、なんなく出来た。
           飽くまで教習だから、教えてもらったとおりにすれば良いだけで、杞憂だった。

           さて、一通り終わったが、時間がまだ20分くらい残っている。

           教官が「それでは走ってみてください」と言った時はびっくりしたが、練習あるのみ
           なので外周を走り始める。普通二輪の彼と一緒に・・・。
           比較対象が無いので感覚的な話だが、さすがにトルクもあり、エンストする気がし
           ない。スピードを出せというので、50km/hくらい直線で出した。

           普通二輪の彼は、10代後半くらいで、原付にも乗ったことが無いという。
           はじめ、自分が先を走っていたが、そのうち1周追いついてしまった。

           自分の問題点としては、昔、ゴリラに乗っていたこともあり、どうしてもロータリー式
           のギアチェンジの癖が出てしまうことで、閉口したが、なんとか修正できた。

           もう、終わりかと思ったが、教官がバイクに乗り、ついて来いという。
           ウインカーを出して、行った先は・・・。なんとスラローム。
           無理だって思うまもなく通過した。でも、思った以上に間隔もありなんとかなりそう
           かなと思えたのは収穫だった。スラロームを5回くらいこなし終了。

           最後の講評では、「よく出来ているが怖がっていてクラッチを切るタイミングが早い」
           とのこと。車のときとまったく同じ事を言われている・・・。
           次回以降の参考にしよう。


      ◇2004.09.21   1段階−2時間目   M教官   雨

           今日始めて、自分の担任のM教官に当たった。2時間連続の教習だ。

           最悪なことに雨。眼鏡着用者としてはシールドを降ろしたいが、教習中は話が聞こ
           えないので、上げておかなくてはならない。ちょっとウツ・・・。

           M教官は一見怖そうで、多くを語らないが、言葉の端々に生徒への愛情が感じられ
           る。

           という事で、外周を2周廻った後で、一本橋とスラロームの練習に入った。

           最終的には目標タイムがあり、それを目指すことになるが、今のところは通過でき
           れば良いと勝手に解釈する。ちなみに目標タイムは

                     一本橋  ; 10秒以上
                     スラローム;  7秒以内

           1回目は一本橋も落ちることなく抜けれたが、なんと5.6秒!とても早すぎる。スラ
           ロームはパイロンに接触しないことばかり考えてしまい、9秒位かかっている。

           教官からのアドバイスとしては、一本橋は体でバランスを取るのではなく、ハンド
           ルを動かせとのこと。なるほどやってみるとその通りだんだん時間が伸びてきた。
           スラロームはパイロンのすぐ先に入るようなラインを描けとのこと。なかなかうまく
           行かない。

           結局この時間は、上記のセットを20回くらい繰り返した。一本橋は2回に1回位で
           落ちてしまう・・・。そのまま終了。
           一本橋は8秒くらい、スラロームは8秒くらいであった。まだまだである。

      ◇2004.09.21   1段階−3時間目   M教官   雨

           10分の休憩の後、先程の続きを5本くらいこなした。タイムはやはり変わらない。
           但し、一本橋から落ちることはなくなった。

           その後、教官がついて来いというので、ついていった。その先は・・・

           坂道発進とS字。坂道発進の仕方を習い、すぐにS字。S字は初めてなので、1
           速で通過せよとのこと。この2つは先程の2つに比べると割かし易しい。
           但し、コースに出るときのウインカー出しなどはめちゃめちゃであるが・・・。
           
           4つの課題を織り込んだコースを設定してくれて、それをこなせという。

           先程と同様に延々とこなす。

           連続2時間目になれていないせいかもしれないが、疲れが出てくる。それに雨。

           最悪の状況の中、黙々と課題をこなす。エンストも経験したし。
           (陰の声;今日の車体は前回に比べクラッチが繋がるタイミングが非常に遅い・・・)

           だんだん、慣れてきたのか、特に一本橋は9.7秒とか9.8秒とかが出るように
           なった。

           そして、最後の最後に一本橋は11.1秒を記録することが出来た。
           スラロームは7.7秒が最短であった。

           次回も今回と同じ事をするとの事なので、なんとか、目標は達成したいと思う。
           オートバイに少しずつなじんできているのが判る。それが楽しい。

           結構体も使うので、色々な筋肉が刺激される。きっと筋肉痛になるだろう。

           余談だが、教習が終わり原付で帰路についたが、こんなにもチャチだったのかと
           そのギャップに戸惑っている自分に気づいた。 次は金曜日に1時間の予定だ。

      ◇2004.09.24   1段階−4時間目   M教官   晴れ

           今日、教官と話したのは、初めの「はじめます」と最後の「終わります」だけ。
           前回までの復習を実施した。
           中2日あいているので、オートバイがしっくり来ない。それにズボンが薄手の
           生地のため、ニーグリッップをしようとすると滑る。
           勘を取り戻すまで外周を3週走り、一本橋、スラローム、坂道発進、S字を黙々と
           こなす。一本橋は最初の2回、何故だかわからないが落ちた。でも、そのあとは
           勘を取り戻し、最高12.5秒、悪くても10.7秒だった。落ちないことを最優先に
           したい。
           不得意と思っていたスラロームも、思いっきり突っ込んでみると、6秒台が出るよ
           うになった。最高6.5秒。まだ、安定感が無い。
           それにスラロームは通常2速で入るが、順番待ちなどで1速で入ると極端に遅く
           なる。この辺の処理は明日、教官に聞いてみよう。
           坂道発進とS字はもともとなんと言うことも無いので、特に問題は無い。

           明日は朝から2時間教習だ。コースを変えるそうだ。楽しみだ。

      ◇2004.09.25   1段階−5時間目   M教官   晴れ

           今日は検定日であり、粛々とした雰囲気の中行われていた。
           自分はかなり先の話であるが、同じ事を経験することになる。土曜日は外野
           が多そうなので、平日に受験しようかな・・・。
           針路変更と、狭所、Uターン、S字。特に問題は無い。
           慣れてきたのか、スラロームもスムースに行ける様になった。

           逆に慣れすぎて、雑になっているところもあり、スラロームで接触してしまった。

           一本橋は13秒台が出るようになった。10秒以上でいければ良いので、無理を
           せずに、「絶対に落ちない」事を考えたい。

      ◇2004.09.25   1段階−6時間目   M教官   晴れ

           先程の続き。特記事項無し。スラロームはやはり1速で抜けるのは難しいので
           2速で抜けたほうが良いとの事。自分もそのほうが良いと思っていたが・・・。
           その際、クラッチのつなぎ方は慎重になるようにアドバイスを受けた。

           検定のせいか、記録器が止まってしまったので、各記録無し。

      ◇2004.09.26   1段階−7時間目   M教官   晴れ

           次男の運動会のため、1時間教習。最後の時間にギリギリで間に合った。

           今日は、クランク、踏み切り、8の字を廻り、以前までの内容とあわせた
           「総合コース」を設定してもらった。教習所の中にも、1段階練習コースとある。
           1段階の見極めもこのコースらしい。

           一本橋は落ちることがなくなり、悪くても12秒台で抜けれるようになった。
           スラロームも5秒台が出るようになり、安定はしていないが、悪くても6秒台
           は出るようになった。検定では所詮1秒当たり5点減点なので、時間を目安に
           「絶対に失敗しない」を目指して、練習したい。

           その他は特に無し。今後6時間、上記のコースで練習することになる。
           慣れることが肝要だ。

           意識したいのは、コース取り。方向指示器、後方確認、停止時の足つき。
           指導された訳ではないが、きっと言われると思っているので、意識的に
           今のうちから矯正しておきたい。

           とにもかくにも、オートバイの練習が出来ることがうれしい。

           スーパーブラックバードの中古を探すこととする。

      ◇2004.09.28   1段階−8時間目   M教官   曇

           自分より1週間前に申し込んだKさんが、卒業した。普通二輪をもっていると
           さすがに早い。彼は10月2日にはYAMAHAのYZF-R1を手にする。うらやまし
           い。
        
           Uさんは私と同じいきなり大型なのでまだ通っている。一緒にがんばろう。
           ちなみにUさんは、ゴールドウィングをねらっている。

           総合コースの練習を実施した。少しずつ慣れてきて、雑になっているところが
           あるのかもしれない。エンストを3回ほどやらかしてしまった。
           通常1速で通過するクランクを2速で行ったらどうなるかなどのテストが
           出来た。
           坂道発進のスタート時のウィンカーや後方確認などを意識して練習した。
           まだ、ウィンカーを出すタイミングが遅いようだ。コース取り含めて意識しな
           がら練習したい。

      ◇2004.09.28   1段階−9時間目   M教官   曇

           初めてのシミュレーターであった。本来10時間目であるが、9時間目でも
           OKであったようだ。ゲーセンで遊んでいるような感覚であった。
           「ブレーキの感覚を会得する」とのテーマで急ブレーキの練習などを実施し
           た。普通3人一組みたいだが、教官とマンツーマンであった。
           実車よりもはるかに難しく、操作しがたい。

           しかしながら、路面条件による制動距離の違いを理解することが出来た。

           明日は台風で休校にならなければ、実家に帰る前に1時間乗りたいのだ
           が・・・。

      ◇2004.09.29   1段階−10時間目   M教官   台風(^^ゞ

           台風の影響で午前中は休校であったが、昼から開いたので、実家に帰る
           ついでに1時間乗った。強風下での風の影響を身をもって体験した。
           今日のトピックスはオートバイがSUZUKI GSFになったこと。なんでも検定
           車が、今まで乗っていたCBで無いこともあるので慣れておけとの事。

           このバイクが乗りにくすぎる。トルクが無い、クラッチのメリハリが無い、そし
           て何よりハンドルが重い・・・。車体重量はCBより軽いのに・・・。
           アクセルの感覚も違うため、エンストはするは、一本橋は落ちるは散々だ
           った。早くこの車体に慣れなければ・・・。

           その車体で、今日から波状路が始まった。立ってバイクに乗るなんて・・・。

           5回やって2回エンストしてしまった。通過するだけならば出来るのだが、
           つい時間を考えてしまう。悪い癖だ。

      ◇2004.09.30   1段階−11時間目   M教官   晴

           昨日の続き。始め、CBに乗ったが、やはりGSFに乗れとのこと。
           あきらめるしかないのか

           各課題で失敗は無いのだが、安定感がなくなってきているように感じる。
           自分が悪いのか、バイクが悪いのか見極め中。

           1時間丸丸練習した。

      ◇2004.09.30   1段階−12時間目   M教官   晴

           先程の続き。徹底的に遅く走る練習をした。カーブでは縁側に沿って曲がれ
           るように、8の字ではなるべく車体を立てて廻るように。

           教官から4時間目に「早く走るだけなら誰でも出来る。カーブの都度ゆっくり
           曲がり、ラインを確認するように」と言われていたのだが、それが頭に残っ
           ている。

           スピードを出すところでは出せているので、ゆっくりとカーブを曲がる事を重
           視し、練習したい。

           今時限はコース内に原付講習のお姉ちゃんたちが5、6人ウロウロしてい
           て、障害物となり、面白かった。徐行の練習が出来た。

           明日、いよいよ第1段階の見極めだ。

           これに受かれば10月16日の検定を目指したい。出来る限り乗車するつも
           りだ。補習が無料の教習所を選んでよかったか?(合格すれば何でも一緒)

      ◇2004.10.01   1段階−13時間目   M教官   晴

           今日もGSFに乗ったが、昨日の車体に比べると乗りやすかった。昨日の
           車体が問題ありなのか・・・。48号車。覚えておこう。

           今日も総合コースの練習である。教官が何か質問は無いか?と聞いてきた
           ので、検定に関する件を何点か確認した。

                 Q:これ以上空ぶかししてはいけない回転数はあるか?
                 A:昔はあったが、いまは厳密には取らない。不必要な空ぶかしは
                   減点対象になることもある。お前は大丈夫。
                 Q:S字、クランクは早いほうが印象が良いのか?
                 A:遅くて減点されることは無い。クランクは早いと失敗する確率が
                   高くなる。パイロンに触れるとアウト。慎重に運転する必要アリ。

           総合コースを練習した。波状路がしっくり行かない。5秒以上で抜けるのは簡単
           だが、アクセルとクラッチが路面にあっていないような気がする・・・。

      ◇2004.10.01   1段階−14時間目   M教官   晴

           前の時間の続きで、いよいよ1段階の見極めである。自分がこんなところまで
           来たのが今一信じられない。

           総合コースの練習であるが、波状路が苦手なのを見抜かれてしまい、30分
           くらい波状路を繰り返した。通過は出来ているが、本当の意味で正しく通過
           していないとの事。わかってるってば・・・(^^ゞ
           だんだん下手になっていっているように感じたが、最後のほうにはコツみた
           いな物がつかめた。今後も練習あるのみだ。

           ということで、見極めもらえました。2段階も10月16日卒検に向けて謙虚に
           練習していこう。



                                                    2段階へ→→→